Let's write β

プログラミング中にできたことか、思ったこととか

mbedをさわってみた

昨日、mbedをつかわせてもらえる機会がありましたので、いくらかセンサーなどを接続してプログラムを書いてみました。SunSPOTも以前プログラムをつくったことがありますが、やはり組込み系は非常におもしろく、自分の書いたプログラムの結果をすぐに確認できるので満足のいくものでした。
一方、ブラウザを利用してコンパイル、転送するという使用上どうしても回避できないのがOS+ブラウザの組みあわせの多様性です。WindowsやMacでmbedのプログラムを書く人が多いなか私はDebian GNU/Linux+iceweaselだったので、いくらか不具合(?)のような事が発生しました。
- ブラウザのセッションが急に切断される
- キーが連続して入力されたような状態になる(iiiiiiii.....のように文字が入力されたり、Delが連続で入力されてすべて削除されたり)
まぁ、以上のような事態もブラウザを再起動すれば復帰するのですが、他の環境ではそのような事は発生していないようなので、やはり環境依存の問題ではないだろうかとおもっています。
その点もしも、自分のOSでたしかに動作すると確認されているエディターなどをつかってコンパイル=>転送というに風に開発するスタイルではそのような問題は発生しないだろうと思いました。



その他に苦労した事はmbedとのttyを利用した通信です。これのデバイス名を確認するのが非常に面倒でした。抜き差ししてみてdmesgの結果の変化から/dev/tty*のうち何れに割り当てられているのかを確認する事が必要でした。ここらへんはもうすこし上手に確認する方法もあるかと存じますので、ご存知の方は御教授ねがいます。


いずれにしても触った感想としては非常に面白い環境で、自分で購入する価値は十分にあるかとおもいます。SunSPOTとくらべると既存で入っているものは劣りますが、その分拡張性が確保されていると考えれば納得が行くできあがりでした。