Let's write β

プログラミング中にできたことか、思ったこととか

DE0-CVを購入し開発環境をセットアップした

FPGAを初めたいなぁと前から思っていたのですが、なかなか時間がとれそうになく踏みだせていなかったのですが 思いきって購入しました。

DE0-CV with Ubuntu on VirtualBox
DE0-CV

www.youtube.com

マルツオンラインから購入しました。

DE0-CVでは、開発環境としてQuartas Primeという物がIntelから提供されており、これをつかって開発をしていくのですが、 これらのツールはWindows環境か、Linux環境向けのみにしか提供されていなかったため、VirtualBox上にUbuntuをインストールして利用するようにしました。

Ubuntuを仮想環境にインストール

VirtualBox上にUbuntuをインストールしたのですが、この時に気をつけなければいけないのは、 ディスク容量を30GBくらいに大きく用意しておく必要がある事です。というのもQuartus Primeは全体で10GBくらいあったりするので それなりに容量を確保しておかないと、小まめにダウンロードファイルを削除したりする事になり面倒でした、おもいきって大容量確保しておく事で 安心して作業をするめる事ができるようになります。

ちなみに、容量が不足してしまった時には、VirtualBoxの仮想メディアマネージャからVMに割りあてているディスクの最大容量を編集して、 それからgpartedでファイルシステムのパーティションを拡張してやるという形になります。こちらのQiitaの記事を参考にして進めました。

Quartus Primeのダウンロード

Quartus PrimeにはLite Editionという無料で利用できるバージョンがありますので、それを利用しています。 今回私がインストールしたタイミングでは、DE0-CVに搭載されているCyclon-VというFPGAをサポートしているのは19.1というバージョンが最新でした。

Intelにアカウント登録

このQuartus Prime、ダウンロードするにあたってIntelにアカウントを作成する必要があるのですが、 そもそものベースアカウントを登録するという作業と、そこに追加で、FPGAプログラムに登録するという2つの登録が必要になります。 ここで、FPGAプログラムだけで登録していると、「予期せぬエラーが発生しました」といった形のメッセージがログイン時に表示されてしまい ベースアカウントへの登録が必要なんだなという事を理解するまで時間がかかりました..

VMの設定で、USB Blasterを通過させる

VirtualBoxでは、VMにどのUSBデバイスが見えるようにするかというのを設定できます。 DE0-CVを接続して、赤い電源ボタンを押したら、MacにAltera USB-Blasterとして認識されますので、 VMの設定から、[ポート] > [USB]ともぐっていき、USBデバイスフィルターで、Altera USB-Blasterを許可してやるようにします。

VMとフォルダを共有してローカルで編集できるようにする

VMの共有フォルダ設定で、ローカルのフォルダとVM上のフォルダを共有するようにすると、ローカルの使い慣れたエディタで編集して コンパイルして書きこみだけをUbuntu上でできるようになるので、開発作業が快適になって非常に良いです。

参考書

私は今回はこの本を購入しました、様々な回路の設計の話からQuartus Primeの使い方まで乗っているのでとても良いです。